五郎丸歩 選手が見せるキック前のポーズがラグビーワールドカップ勝利の鍵となる!

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五郎丸歩 選手のコンバージョンキックやペナルティーキック前に行う、ポーズに注目が集まっていますが、簡単に解説をしたいと思います。

ラグビーに携わる方なら今更と思うかもしれませんが、2019年日本開催のラグビーワールドカップに向けて、興味を持っていただければと思いまとめて見ました。

五郎丸歩 選手が行うキック前のポーズを行う理由とは?

すでに、雑誌やテレビなどで理由をご存知な方も多いとは思いますが、あの忍者のニンニンポーズはルーティンと呼ばれる流れの一部です。

あのポーズだけが大切ではなく、前後の一連の動作に意味があります。

そもそも、ルーティン(routine)とは何かですが、どんな一流選手でも心に迷いや隙がつきまといます。

五郎丸歩 選手の場合、キックの成功につながりにくい障害となるものがあります。

一つは外的要因

キックをしようとするときに邪魔をしようと観客から発せられる音や言葉

キック前に少しでも邪魔をしようと、キック前に相手選手がわざと目線に入るように動いたり、または、観客の仕草

二つ目は、内的要因

入らなかったらどうしようとか

絶対に決めなければいけないと思う自己への過剰なプレッシャー

自分の思考が原因でキックの成功を妨げる

これらの要因を除外できるのがルーティンになります。

なぜ、これらの要因を乗り除くことができるのかですが、

外的要因や内的要因に意識が向かうのを。

ルーティンと呼ばれる、決めた動作にだけ集中することで、

妨げとなる要因に意識が向かなくなり、

常に一定のパフォーマンスを出すことを目的としたのがルーティンの目的です。

※五郎丸選手の場合は、パフォーマンス=キック成功

五郎丸選手が練習中にチェックしているルーティン

1.ボールを回してセット

2.3歩下がって横へ

3.蹴った後のイメージ

4.体重移動

5.トータル

6.ヒップコンディション

蹴る前のルーティン

1.ボールを2回してセット

2.後ろへ3歩 左へ2歩

3.押し出すイメージ

4.忍者のニンニンポーズ

ポーズの意味は、両手を体の真ん中に合わせる事で、体の中心(軸)を意識するためにやっています。

5.キックまでの助走を8歩

上記は本人が語った訳ではないですが、細かく分けるとこの様なルーティンになっています。

ゴールに行くまでの過程を大切することで、結果として得点につながるとの信念の元に行っているとのことです。

エディー・ジョーンズ監督にキック成功率85%を求められる!?

エディー・ジョーンズ監督から、キック成功率85%という目標を与えられています。

85%という数字は、ラグビーワールドカップでベスト8入りするために重要な要素と、エディー・ジョーンズ監督は考えています。

しかし、この数字はとてつもない事で、2011年のラグビーワールドカップでのデータを見ると、わずか一人となります。

1.リース・プリーストランド
(ウエールズ:88.89% = 8/9)

2.ローナン・オガーラ
(アイルランド:84.21% = 16/19)

3.モルネ・ステイン
(南アフリカ:82.61% = 19/23)

4.ディミトゥリ・ヤシュヴィリ
(フランス:81.25% = 13/16)

5.ジェームズ・オコナー
(オーストラリア:77.78% = 14/18)

引用:rugby-rp.com

すでに、五郎丸歩選手は南アフリカ戦で1本外しています。

それを考えると、もう外せないとの状況になっています。

実際に、五郎丸歩選手のキックの得点だけで勝った試合もあるので、ラグビーワールドカップにおいて、五郎丸選手の得点が勝利への鍵となるわけです。

次の試合もルーティンやキックに注目してみるのも面白いかもしれません。

詳しくは下記よりご覧下さい。

ラグビー日本代表 ワールドカップ2015の試合日程と放送時間

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴8年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1200記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら