錦織圭 スイス・インドアーズ・バーゼル2016決勝戦の試合結果と両者のスタッツ(データ)

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現地時間:2016年10月30日(日)に行われた、スイス・インドアーズ・バーゼル2016決勝戦の錦織圭VSマリン・チリッチ戦ですが、1-6・6-7の0-2で錦織圭は準優勝となりました。優勝が期待されていただけに、非常に残念な結果となりましたが、両者のスタッツから試合を考察してみたいと思います。

■ファーストサーブ成功率

錦織圭62%ーマリン・チリッチ50%

■ファーストサーブ成功時のポイント獲得率

錦織圭70%ーマリン・チリッチ81%

・シーズン平均

錦織圭72%ーマリン・チリッチ80%

※チリッチのファーストサーブが入った時のポイント獲得率は元々良いのですが、錦織も全く攻略できなかった訳ではなさそうです。

■相手セカンドサーブ成功時の攻略率

錦織圭32%ーマリン・チリッチ65%

・シーズン平均

錦織圭56%ーマリン・チリッチ55%

※通常ならセカンドサーブを56%の確率で錦織が攻略していましたが、この決勝戦では32%と攻略できなかったのが数字上見られます。逆にチリッチは、いつも以上にリーターンが良かったのが分かるかと思います。

■アンフォーストエラー(イージーミス)

錦織圭13本ーマリン・チリッチ19本

試合中継上では錦織圭のミスが目立ったように感じましたが、データー上ではチリッチがミスをしているのが分かります。

■ウィナーの数
(ラリー時に相手に触らせることなく獲得したポイント)

錦織圭20本ーマリン・チリッチ35本

通常ならアンフォーストエラーになるような、厳しいショットを入れきたマリン・チリッチの調子の良さが目立った数字となりました。

自身初のATPツアー500シリーズの優勝が懸かった試合でしたが、以上のように残念な結果となりました。しかし、次戦は今季のマスターズ1000シリーズ「6戦中・準決勝以上4回(内の決勝進出2回)」と好成績を収めているマスターズシリーズでの優勝を狙います。

BNPパリバ・マスターズ2016inフランス(パリ)は第1~16シード選手は2回戦からの出場となります。すでに錦織圭は第5シードで出場が決まっています。大会スケジュールでは、現地日時で11月1日(火)・2日(水)となりますが、詳しくは下記特集サイトをご覧ください。

→錦織圭BNPパリバ・マスターズ・パリ2016・初戦(2回戦)の放送時間と試合予

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴8年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1200記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら