【伊藤あおい 3回戦 ナショナルバンクオープン】ライブ速報・試合予定(開始時間)と放送は？対戦相手について【2025年】

「6‑2, 2‑6, 6‑2」でA.伊藤選手が勝利した試合レポート

試合概要

• 大会：WTA1000 Omnium Banque Nationale présenté par Rogers
• ラウンド：1回戦
• 日時：2025年7月27日
• スコア：A.伊藤 6‑2, 2‑6, 6‑2 K.ヴォリネッツ

第1セット（6‑2：伊藤）

• サーブ
  • 伊藤：1stサーブ成功率 76.9%（20/26）、1stポイント獲得率 65.0%、2ndサーブ獲得率 66.7% → 安定感◎
  • ヴォリネッツ：1stサーブ成功率 89.7%（26/29）、1stポイント獲得率 42.3%、2ndサーブ獲得率 66.7% → 入りは良いが攻撃力にやや課題
• リターン
  • 伊藤：1stリターン57.7%（15/26）、2ndリターン33.3%（1/3）、ブレーク率75.0%（3/4）
  • ヴォリネッツ：1stリターン35.0%（7/20）、2ndリターン33.3%（2/6）、ブレーク率50.0%（1/2）
• 総合ポイント獲得率
  • 伊藤60.0%（33/55） vs ヴォリネッツ40.0%（22/55）

ポイント：伊藤選手が質の高い1stサーブ＆強力リターンで序盤から主導権を握り、4つのブレークチャンスを3つ成功させて第1セットを先取。

第2セット（2‑6：ヴォリネッツ）

• サーブ
  • ヴォリネッツ：1st成功85.2%、1stポイント47.8%、2ndポイント75.0% → セカンドサーブで強さ発揮
  • 伊藤：1st成功91.2%、1stポイント38.7%、2ndポイント33.3% → ポイント獲得力が低迷
• リターン
  • ヴォリネッツ：1stリターン61.3%（19/31）、2ndリターン66.7%（2/3）、ブレーク率80.0%（4/5）
  • 伊藤：1stリターン52.2%、2ndリターン25.0%、ブレーク率40.0%
• 総合ポイント獲得率
  • ヴォリネッツ57.4%（35/61） vs 伊藤42.6%（26/61）

ポイント：ヴォリネッツ選手のサービスの安定感と積極的リターンが炸裂。伊藤選手は大事な局面でのポイント逃しが響き、第2セットを落とす。

第3セット（6‑2：伊藤）

• サーブ
  • 伊藤：1st成功82.1%（23/28）、1stポイント65.2%、2ndポイント40.0%
  • ヴォリネッツ：1st成功81.5%（22/27）、1stポイント50.0%、2ndポイント20.0%
• リターン
  • 伊藤：1stリターン50.0%（11/22）、2ndリターン80.0%（4/5）、ブレーク率60.0%（3/5）
  • ヴォリネッツ：1stリターン34.8%（8/23）、2ndリターン60.0%（3/5）、ブレーク率33.3%（1/3）
• 総合ポイント獲得率
  • 伊藤58.2%（32/55） vs ヴォリネッツ41.8%（23/55）

ポイント：第3セットは伊藤選手が再びリターンを武器に主導権を獲得。ブレークチャンスを3度中3度活かし、安定したサーブとリターンで締めくくった。

総括

1. 安定したサーブ力と多彩なリターン
   • 伊藤選手は1stサーブの質を活かしつつ、特にリターンゲームで相手サービスを攻略。
2. 大事な場面での勝負強さ
   • 第1・第3セットはブレークチャンスを確実にものにし、試合の流れを完全に掌握。
3. メンタルの強さ
   • セットを落とした直後でも動揺せず、第3セットに切り替えて主導権を奪い返した。
4. 課題と改善点（ヴォリネッツ選手）
   • セットごとの波が大きく、重要局面での耐久力と2ndサーブの安定性向上が必須。

本試合は「伊藤あおい選手のサーブ＆リターンが機能し、重要ポイントでの勝負強さが際立った試合」と評価できます。次ラウンドでも同様の安定感を維持できれば、さらに上位進出が期待されます。

試合概要

• 大会：WTA1000 ナショナル・バンク・オープン 2025
• ラウンド：本戦2回戦（日本時間：7月30日 3:00以降）
• 対戦：A.伊藤（世界ランク105位／21歳） vs J.パオリーニ（世界ランク9位／29歳）
• スコア：2‑6, 7‑5, 7‑6(7‑5) 伊藤あおい 逆転勝利

第１セット（2‑6：パオリーニ）

伊藤選手は序盤から苦戦し、ブレークポイントを活かせずに第１セットを落とした。

• サービス
  • １stサーブ成功率：58.1%（18/31）
  • サービスポイント獲得率：72.7%
  • ダブルフォルト：0
• リターン
  • １stリターン成功率：27.3%（3/11）
  • ブレークポイント獲得数：1/1（100%）※セット終盤の1度のみ
• 総合ポイント獲得率：伊藤 60.8% vs パオリーニ 39.2%

ただし、数字以上にパオリーニ選手のウィナー攻勢と的確なショット選択が光り、伊藤選手は４度のサービスゲームのうち半分以上を守り切れずにセットダウン。

第２セット（7‑5：伊藤）

試合のターニングポイントとなった第２セット。

• サービスの安定化
  • １stサーブ成功率：71.7%（33/46）
  • サービスポイント獲得率：66.7%
• リターンの粘りと勝負強さ
  • ２ndリターン成功率：64.3%（9/14）
  • ブレークポイント獲得数：2/3（66.7%）
• クライマックス
  • 第10ゲーム（4‑5）でマッチポイントをしのぎ30‑30から粘りのラリーでキープ
  • 続く第11ゲームでパッシングショットを決めてブレーク
  • 最終第12ゲームをキープし7‑5でセット奪取

ポイント：崖っぷちでの驚異的なメンタルと、要所でのショット精度が逆転への鍵となった。

第３セット（7‑6(7‑5)：伊藤）

最終セットは両者がブレーク合戦を繰り広げ、最後はタイブレークにもつれ込む大接戦。

• サーブ＆リターンバランス
  • 伊藤：１stサーブ成功72.1%、サービスポイント獲得率45.2%；リターンポイント獲得率57.5%
  • パオリーニ：１stサーブ成功67.5%、サービスポイント獲得率40.7%；リターンポイント獲得率53.8%
• ブレーク合戦
  • 伊藤：ブレークチャンス6回中4回成功（66.7%）
  • パオリーニ：同6回中4回成功（66.7%）
• タイブレーク
  • 伊藤が7‑5で制し、土壇場での勝負強さを再度証明

ポイント：互いに一歩も引かない中で、リターンの積極性と集中力を維持した伊藤選手がわずかに上回った。

総括

A.伊藤選手は第１セットでの苦戦を跳ね返し、第２セットでの劇的な逆転から勢いに乗って最終セットもタイブレーク勝利を収めた。特に…

1. メンタルタフネス
   • マッチポイントを迎えた第２セット第10ゲームでの粘りは、彼女の最大の武器。
2. リターン力
   • 全セットを通じてブレーク率を高く維持し、相手サービスを攻略し続けた。
3. 安定したサーブ
   • 第２・第３セットで1stサーブ成功率を70％台まで回復させ、攻守のバランスを保った。
4. 勝負どころでの集中力
   • 要所でのパッシングショットやタイブレークでのプレー選択が勝敗を分けた。

今大会で世界ランク9位のパオリーニを破った伊藤選手は、この逆転力と強靭なメンタルを武器に、さらなる上位進出を期待される。次ラウンドでも同じ戦いぶりを継続できれば、大きな番狂わせを演じる可能性を感じさせる一戦だった。

6G｜
5G｜伊藤のサーブ、40‐30でキープ・ロングラリーを伊藤の通常フォアをストレートに返球し30‐30とし、相手のミスする場面も
4G｜ボウサスのサーブ、40-ADでキープ・相手の強打を伊藤がバックで深い位置に返球し、一気にネットに詰め、15‐40とチャンスを作も決めきれず、相手がキープ
3G｜伊藤のサーブ、ラブゲームキープ・フォアの強打をクロスに決め30‐0、フォアスラをネット際に落とし、相手が返球し回転の影響でバウンドしたボールが思わぬ方向にバウンドするも落ち着いて決めキープ
2G｜ボウサスのサーブ、40‐30でキープ・ボウサスの強打に対してコースで粘るも伊藤
1G｜ボウサスが30‐40でブレイク・30‐40とブレイクポイントを与え、その後ネットに出るも甘くなりボウサスが先にブレイク
7:53第2セット伊藤のサーブから

第1セットを伊藤が選手42分
10G｜ボウサスのサーブ、15‐40で伊藤がブレイク！ダブルフォルトで0‐15と先行、フォアスラを相手がミスで0‐30、フォアスラで粘り相手がフォーストエラーで0-40で3度のチャンスを作る伊藤、伊藤のバックハンドを相手がネットにかけ15‐40で伊藤がブレイク
9G｜伊藤のサーブ、ボウサスが40‐ADでブレイクバックしイーブン・フォアの高いループからバックハンドの強打、相手がネットにかけ15‐15、2本目のダブルフォルトで30‐30、伊藤のループに対して、ボウサスもループで返すが伊藤が上回りネットに出て決め40‐30、40‐40の場面、相手のドロップショットを返すが、相手の高い返球に届かず、40‐AD とブレイクポイントを作られ、ブレイクバックされる
8G｜ボウサスのサーブ、ラブゲームキープ
7G｜伊藤のサーブ、40‐15でキープ・伊藤のバックに厳しいクロスを絶妙なループで決める場面も、相手の強打を左右、前後に緩急をつけ散らし、相手のフォーストエラーを誘いキープ
6G｜ボウサスのサーブ、伊藤が30‐40でブレイク！ロングラリーを制し15‐30と伊藤がポイントを先行、30‐40とブレイクポイントを作り、相手のファアが外れ伊藤がブレイク！
5G｜伊藤のサーブ、40‐15でキープ・0‐15とポイントを先行されるも、相手のドロップショットを鋭く前にでて返球し15‐15とすると、ファアスライスを相手がミスり30‐15、その後は伊藤がコントロールしキープ
4G｜ボウサスのサーブ、伊藤が40-ADですぐにブレイクバック！深いフォアでのレシーブから、バックハンドのジャックナイフで30‐40とブレイクポイントを作り、40‐40とされるも、ブレイクポイントを3度作り、ブレイクバック
3G｜伊藤のサーブ、30‐40でボウサスが先にブレイク・ダブルフォルトで15‐15、相手の強烈なリターンなどもあり、15‐40とピンチをブレイクポイントをあたえ、先にブレイクされる
2G｜ボウサスのサーブ、ラブゲームでキープ
１G｜40-30で伊藤がキープ・ボディにきた難しいボールを膝を落とし相手がネットにかける
第1セット｜伊藤のサーブで開始
7:00入場開始｜7:08試合開始時刻