【水原一平】通訳はなぜドジャーズを解雇に?大谷翔平 選手の関与については?

大谷翔平

#水原一平 が大谷の資金を不正に使用し、違法なブックメーカーと賭け事を行っていたという告発があり、この告発により、水原は現地3/20(日本3/21)にロサンゼルス・ドジャースから #解雇 されました。

大谷の代理人によると、少なくとも450万ドルが大谷の銀行口座から送金されており、これが「大規模窃盗」として問題にされています。

アメリカ/カルフォルニア州のおいての、スポーツ賭博、送金問題について簡単に解説を作成しました。

下記記事は3/21現在のアメリカメディア・日本メディアの情報を元に掲載しています。今後、事実内容が判明し、掲載情報に該当しない場合がありますのでご参考程度に閲覧ください。

水原一平のロサンゼルス・ドジャース解雇理由は?

解雇理由(詳細)は不明ですが、送金問題、スポーツ賭博について調べてみました。

大谷の弁護をしている法律事務所バーク・ブトラー氏は声明で、「大谷が大規模な窃盗の被害者であることが判明したため、この問題を当局に引き渡すことにした」「ドジャースはメディアの報道を承知しており、情報収集を行っている。球団は水原一平通訳の解雇を確認している。現時点で球団としてはこれ以上のコメントはない」と発表

  1. 大谷の銀行口座から450万ドル(約6億7500万円)送金された容疑
    他人の口座から送金問題の解説
  2. カルフォルニア州においてスポーツ賭博の罪
    アメリカ内でのスポーツ賭博について解説
  3. MLBの規約違反

大リーグの賭博に関する規定は?

一般的に、MLBは選手、コーチ、および役員に対して賭博に関して厳格なポリシーを持っています。これらのポリシーは、MLBの試合への賭けやスポーツの整合性に影響を与える可能性のあるその他の関連活動を禁止しています。

大谷翔平 選手はスポーツ賭博・送金問題にどのように関与していたのか?

大谷翔平は、元通訳の水原に対する賭け事の告発とは無関係であり、彼自身が行った違法行為には一切関与していないとされています。告発の焦点は、大谷の知識や同意なく大谷の資金を賭け事に使用したとされる水原にあります。

ドジャーズの公式情報によると水原氏は

「大谷が賭博にまったく関与していなかったということをみんなに知ってもらいたい」

「これが違法であるとは知らなかったということを人々に知ってもらいたい。スポーツ賭博は二度とやりません。」

「野球に賭けたことはありません。それは100%です。そのルールは知っていました、スプリングトレーニングでそれについてミーティングをしています。」

カリフォルニア州で他人の口座から勝手に自分の口座に送金した場合の罪は?

水原氏の解雇理由の詳細は今後明らかになってくるかと思いますが、450万ドルが大谷の銀行口座から送金されたケースを考えると、カリフォルニア刑法では「アイデンティティ盗用 (Identity Theft)」、未承認のコンピュータアクセスおよび詐欺、に関連する罪に該当する可能性があるといわれています。

  1. アイデンティティ盗用: カリフォルニア刑法530.5 PCによれば、他人の個人情報を無断で使用し、クレジット、商品、サービスなどを不正に取得しようとする行為はアイデンティティ盗用と見なされます。これは軽罪または重罪として起訴される可能性があり、重罪の場合は最大で3年の州刑務所収監が科される可能性があります​。
  2. 未承認のコンピュータアクセスおよび詐欺: 刑法502 PCによると、許可なくコンピュータやコンピュータネットワークにアクセスし、データやソフトウェアを不正に取得、変更、破壊する行為は犯罪とされています。この罪は軽罪または重罪として起訴され、軽罪の場合は最大1年の郡刑務所での収監、重罪の場合は最大3年の収監が科される可能性があります​ ​。

被告が無罪を証明するためのいくつかの法的防御もあるようで、例えば、不正な目的がなかった、許可を得て行動した、または詐欺の意図がなかったなどが挙げられます。

アメリカ内でのスポーツ賭博とは?

アメリカ合衆国は合計で50の州がありますが、各州によってスポーツ賭博の合法・違法があります。

今回、水原一平 氏の居住区であるカルフォルニアは違法となります。

合法性
アリゾナ合法
コロラド合法
コネチカット合法
デラウェア合法
イリノイ合法
インディアナ合法
アイオワ合法
ミシガン合法
ミシシッピ合法
ネバダ合法
ニューハンプシャー合法
ニュージャージー合法
ニューヨーク合法
オレゴン合法
ペンシルベニア合法
ロードアイランド合法
テネシー合法
バージニア合法
ウェストバージニア合法
ワイオミング合法
アラバマ違法
アラスカ違法
アーカンソー違法
カリフォルニア違法
フロリダ違法
ジョージア違法
ハワイ違法
アイダホ違法
カンザス違法
ケンタッキー違法
ルイジアナ違法
メイン違法
メリーランド違法
マサチューセッツ違法
ミネソタ違法
ミズーリ違法
モンタナ違法
ネブラスカ違法
ニューメキシコ違法
ノースカロライナ違法
ノースダコタ違法
オハイオ違法
オクラホマ違法
サウスカロライナ違法
サウスダコタ違法
テキサス違法
ユタ違法
バーモント違法
ワシントン違法
ウィスコンシン違法

スポーツ賭博に違反するとどうなるのか?

カリフォルニア刑法337a、賭博活動に関する法律によって罰せられます。

具体的には、この法律はプールセリング、ブックメーキング(ブックメイキング)、そして適切な許可なしに賭け事を行うことを違法としています。この法律により、賭け事に関連するさまざまな形態の活動が犯罪とされ、違反した者は重罪または軽罪で起訴される可能性があります。罰則は、違反の程度や過去の犯罪歴に応じて、罰金、保護観察、または懲役刑になることがあります。カリフォルニア州では、賭博は厳しく規制されており、合法的な賭博の機会は州によって許可されたカジノやオンラインギャンブルサイトなど、限定された形でのみ提供されています。

スポーツ賭博の罰則はどうなるのか?

具体的な内容や被告の犯罪歴によって異なります。一般的に、この法律に基づく違反は、軽犯罪(misdemeanor)または重罪(felony)として起訴される可能性があります。

  • 軽犯罪として起訴された場合、最大1年の郡刑務所での服役、および/または最大$1,000の罰金が科される可能性があります。
  • 重罪として起訴された場合、1年以上の州刑務所での服役、および/またはより高額の罰金が科される可能性があります。

さらに、賭博活動に使用された物資や資金は没収される場合があります。これには、不法な賭博活動から得られた収益だけでなく、賭博活動に使われた設備や物理的な資産も含まれることがあります。

突然の報道により、各メディアが情報収集を行っていますが、ぐぐスポ!でも、今後、新たな進展があり次第、記事を作成する予定です。MLB開幕から波乱なスタートとなってしまった大谷選手、いち早く落ち着いてプレーできる環境が整うことを見守るしかありません。

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴10年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1700記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら