野球「 WBC」と「プレミア12」 の違いとは?なぜ侍ジャパンになったのか?

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プレミア12とWBCの違いについて

野球の「 WBC」と「プレミア12」どちらも4年に1度開催される為、一体なにがどう違うのか疑問に思うところではないでしょうか?

WBC(正式名 ワールド・ベースボール・クラシック)、プレミア12(正式名 WBSCプレミア12)について解説していきたいと思います。また、侍ジャパンの由来についても調べてあるのでお読み下さい。

「 WBC」と「プレミア12」の違い?

ザックリ言うと、開催する団体・組織が違います。

「WBC」と「プレミア12」に関与する団体・組織

■メジャーリーグベースボール(MLB)
■ワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)
※MLB選手会により立ち上げられた組織

■世界界野球ソフトボール連盟(WBSC)
2013年以前は国際野球連盟(IBAF)と国際ソフトボール連盟(ISF)の二つの組織がありました。2013年4月14日に統合され世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が設立されます。

上記を踏まえてお読みいただくと分かりやすいと思います。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)とは?

メジャーリーグベースボール(MLB)が表立って開催される世界大会

・第1回は2006年3月※ 1
・第2回は2009年3月※ 2
・第3回は2013年3月
※ 1・メジャーリーグベースボール(MLB)がWBC開催を発表し、統合前の国際野球連盟(IBAF)が主催ではないが公認の世界大会として初開催

※ 2・現在は4年に1度ですが、第1回と第2回のみ3年となっています。

・第4回は2017年3月
メジャーリーグベースボール(MLB)とワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)=MLB選手会により立ち上げられた組織が主催する大会となる。

プレミア12(WBSCプレミア12)とは?

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が開催する4年1度の世界大会

・第1回は2015年11月
・第2回は2019年11月

「 WBC」と「プレミア12」今後の開催年

開幕する時期が、日本のプロ野球、メジャーリーグのシーズン前とシーズン終了後になるのが見て取れます。

  • WBC・第5回2021年3月
  • プレミア12・第3回2022年11月

なぜ野球の日本代表は「侍ジャパン」を使うのか?

元々は、野球日本代表や全日本として呼ばれていましたが、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が関係し、WBC第1回大会はWBC日本代表として各メディアでも使われていましたが、これを使用する為にはWBC運営に莫大な費用を払う必要があり、第2回からは日本代表の名称を、「SAMURAI JAPAN」に統一し、今に至っているようです。

本来は男子アイスホッケー日本代表が商標登録し「侍ジャパン」として使用、野球の場合の正式な名称は「SAMURAI JAPAN」とアルファベットと表記が正しい使い方なのですが、各メディアでは「侍ジャパン」や「サムライジャパン」となっているのが現状の様です。

冬季オリンピックで男子アイスホッケー日本代表が活躍する事があれば、大きく流れも変わるかもしれませんね!

「 WBC」と「プレミア12」について記者の余談

ちなみにイチロー選手が出場したのはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の第1回と第2回、第1回大会は王監督が指揮し初代優勝国となりました。

第2回は予選で苦しむ、イチロー選手(打率.211 0本 3打点)と決勝戦前は最悪の状況

決勝戦は韓国、9回裏3-2と日本がリードする場面、ダルビッシュ有が抑え投手として登板も同点に追いつかれます。10回裏、伝説の1打が生まれます。

10回表2アウト2、3塁の場面、普通なら敬遠し送っても良い場面ですが、ここまで絶不調のイチロー相手に、韓国は勝負に!粘るイチロー、2ストライク・2ボール、ここで伝説のセンター前ヒットにより、日本が再びリードし優勝と劇的な試合となりました。

イチロー選手が日本代表として参加した大会はこの2大会となります。

2009年のWBCは原監督が優勝に導きましたが、2015年のラグビーワールドカップでエディージョーンズが、原監督に日本選手の指導について聞くなど話題となった事もあります。

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴10年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1200記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら