体操の塚原直也選手がオーストラリア代表で出場

体操

2004年のアテナオリンピック団体金メダリストの塚原直也(38)選手が、オーストラリア代表として出場することがわかりました。2013年にオーストラリア国籍を取得し、2013年7月のオーストラリア体操選手権で個人総合優勝し、2016年に開催されるリオデジャネイロ五輪に向けて、オーストラリア体操協会は塚原直也選手を代表選手として選出したそうです。 

 

塚原直也選手がリオ五輪(2016年8月5日~8月21日)に出場した場合、生年月日が1977年6月25日のため、39才での出場となります。

ちなみに、日本女子体操の監督は塚原 千恵子さんで、お母様です。

もちろん、10月23日より始まったグラスゴーでの体操世界選手権2015の最年長選手となります。

以前に、ロサンゼルス・オリンピックの鉄棒金メダリストの森末 慎二さんが、体操選手の選手生命について語っていましたが、体操選手としての現役で活躍できる限界は25歳と言っていました。

今は、トレーニング方法やコンディションの調整方法など進化し、体操にかぎらずスポーツ選手の寿命が伸びてきていますが、それにしても38才で現役でいるためには、並大抵の努力ではないはずです。

ソチオリンピックではスキージャンプ男子ラージヒルで葛西紀明は41歳8カ月にして銀メダルを獲得しましたが、日頃のトレーニングや食事管理などこだわりを見せていました。

今まで、オーストラリア男子代表は団体でのオリンピック出場がなく、もし、グラスゴー体操世界選手権2015で上位8チームに入ることができれば、オーストラリア史上初となるようです。

塚原直也選手のインタービューによると、日本と違い体操人口も少なく実力的にはまだまだと語っていました。

リオ五輪までは現役を続けると思われますが、今後は指導者としても視野に入れているそうです。

塚原直也選手の奥様との結婚について

2012年に航空会社に務める当時29歳の宮城出身と結婚しています。

お子さんの情報は見つかりませんでしたが、もし、お子さんがオリンピック出場したら、親子3代にわたって活躍することになります。

歌舞伎の世界ではないですが、このまま続けば何代目塚原なんて事になりそうです。

国籍は違えど、応援したくなる選手ではないでしょうか。

オリンピックで日本代表とオーストラリア代表が見られたら嬉しいかぎりです。

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴10年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1700記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら